2014年9月14日日曜日

[5009] 行楽客

秋晴れなのに寒い。池のスイレンも、もう勢いがありませんね。
 今日は船下りがよく通る。秋の行楽だし連休だからね。
 仕事をしていたら、誰かが玄関のドアをドンドン叩く。「御用の方はインターホーンを押して下さい」と書いてあるのに、どこかのバカが人んちのドアを叩く。
 ここの土地に来たばっかりの頃、字など読みたくない近所の年寄りが、しょっちゅうやって来てはドアを叩き、それでも足りなく、ノブをガチャガチャするもんで、ノブが壊れたことがあった。この辺りは鍵などしない習慣だ。それなのに鍵がかけてあっても留守だとは思わない。ワシの仕事が忙しくても、たとえ寝てても、自分の用件が一番なのだ。もしワシが居なかったら「尋ねて行ったのになぜ居ない。どこに行ってた」とあとで言われる。そんな小さな理不尽をまき散らす礼儀知らずのジジィ達がまた来たと思い、大きな理不尽になって戦争まで成長する前に刈り取ってやろうと玄関出てみたら、見ず知らずの東京からの猫好き行楽グループ。船下りでこの家を発見し、やって来たようだ。
 都会人も字を読みたくないらしい。読めよ!

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