2015年2月14日土曜日

[5162] 未来と今

個展というのは日時や場所が決まっていて、それに向けて作品制作をする。気も引き締まりやる気になり集中して新作も出てくる。しかし飛行機のチケットを手に入れたみたいなもんで、乗り遅れるわけにいかないから気掛かりで気も重くなり落ち着かない。未来を気にしながら今を生きているってのが、どうも気分が悪い。
 こういうときは個展の縛りを超えるような、個展に出せないような作品ができる。このクソ忙しいのにだ。
 でもいいのだ。ワシは未来の個展のために生きているのではない。今を生きているのだ。そう言いたい。

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