2015年8月17日月曜日

[5346] 母娘愛


この間の個展でのこと。
 母と娘さんがやって来た。娘さんは二十代前半。お母さんが『自由自在堂』を読んだらしく、しきりに娘さんにこの小説を薦める。
 次の日、別のお母さん(もう二冊買っている)が娘に読ませたいともう一冊小説を求めにやって来た。
 へぇ~、じゃあ、お母さん方は、あの変なシーンもあのような卑猥なシーンも全部読んだ上で、年頃の娘さんにそこもあそこも読ませたいわけだ。素晴らしい母娘だと思った。母娘愛というものでもあるのだろうか? ワシが父親にこの本を薦められたら、たぶん「ふざけるな!」と断るだろう。
 でもいい本やいい映画は人に薦めたくなるのが人の真っ当な気持ちだろう。
 ワシはワシの小説『自由自在堂』を皆さんに薦めます。こんなことを主張するのは、思った以上の高評価を得ているので、自分の小説に自信がついたのだ。

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