2017年2月28日火曜日

[5907] 次元

●次元
 絵は今のところ宿命のように感じるので、売れる売れないは考えてない。とにかく描く。当然中身は良い悪い、きれい汚い、うまいへた、可愛い醜い、気味不気味、そのような二元のどちらにも偏らず進んでいる。このような二元である世間の欲望という次元では、売れることがかなり大事だ。お金だね。でもそれを超え、より高い次元を意識しているのだ。
 ところで最近、粘土作品が売れるし注文も多い。雅叙園の展示会も入ったし。絵などに集中したから猫粘土ファンに無視されるかと思ったら、逆だ。
 そこでこのことを自分に都合良く考察してみた。これは世間次元が上の次元に挑戦している僕を応援してくれているのだ。例えばずいぶん前に僕はネットで良い絵を発見した。若い絵描きだったので応援したくなり、いろんな絵の道具類をあげた。絵は突き進めてゆくと絵の道具類にかなりのお金がかかるからだ。そういった意味でも応援は嬉しい。人間の意識は皆繋がっていて、一部が本気に自由な解放に向かうなら全体も自由に向かいたい。そこで何かしらの応援という意識が出るのだと思う。みんなで戦争に向かうような二元よりはいい全体だ。
 次元ついでに、男が女に振り向いてほしければ金稼ぎより一段高い次元の『詩人』になれ。高い次元に移行することで自ずと世間次元は満たされるだろう。

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